AT NORTH ALPS!
幻?!の10連休ってなわけで北アルプスの燕岳へ。。
僕はみんなと別だったので朝1時に実家を出発!雨がポツポツと降る中、中房温泉へ。3時過ぎの真っ暗なよけ違いもできないほど細い山道をずんずん走っていきます。一人だとめちゃめちゃ怖かった。。どうか倒木ありませんように。山道の18キロはまるで洞窟に閉じ込められたスパルタ人のように、ただ目と耳と触覚のみに頼るしかなく、あいまいな生にしがみついているような長さだった。
さて雨の中登りました。きつかった〜。山頂が2763メートルだから1300メートルちかく上がったんだ。そう考えるとすごい。
燕山荘。ごはんもおいしかったし宿もすごくきれい。大正時代から建っている建物にて風格と情緒が感じられる。飴色の床板は一体どれだけの人が踏みしめただろうか。
燕岳。燕山荘から30分くらい。めがね岩だとかイルカ岩とかがあるですよ。見つけながら歩くとなかなかおもしろい。霧でまったく周りが見えなかったから次は晴れてるときに来たいっすね。
コマクサ。さすが女王。きれい。
遠くは槍ヶ岳。
そして下山後には皆既日食がちょうど見れた。雲がうまくかかって肉眼でも三日月型が見えるとはちょっとラッキーかも。
目指す事物であるとか、自分を変えたい、或いは自分を知りたいであるとか、精神面での向上、変革は然ることながら肉体面との共生、抵抗或いは融和とを図るに最適の行動であると思う。
理由は必要無い。
きっと登った者にしか分からないから。