冬季初登山 - 八ヶ岳 主峰赤岳へ 1/2〜1/3

1/2 美濃戸口〜赤岳鉱泉
1/3 赤岳鉱泉〜行者小屋〜文三郎尾根〜山頂〜地蔵尾根〜南沢より下山

冬季初単独。人は多いが経験不足だけあって不安要素大。





美濃戸口からしばし。取り付いている人発見。




トレースはあるが、積雪60センチ。




北沢を抜けると、横岳のルンゼが大きく視界に入ってきた。阿鼻叫喚。頭の中でバッハが鳴り続けていた。毎回佐久側より見ていた側面とは異なりなんと威風堂々とした岩面であろうか。冷笑を称える美しい女性的側面を見た気がした。




3時間ほどで鉱泉到着。






みそらーめんで腹ごしらえした後は、持込みのビール。




夕食は水炊きとエビフライ。豪勢でした。小屋はイイデスネ。就寝までは、サン=テグジュペリの人間の大地とウィスキーで時間をつぶし、明日のアタックに備えて早めに就寝。





1/3の朝。いい天気。気温はちなみに−12度。朝としては冷え込みが少なかった。耳はキンキンしてたけど。正面は阿弥陀岳




いざ文三郎尾根へ。ピッケル初出動!




斜面が眼前に!!キックステップで足を運びつつ、ピッケルを斜面へ突き刺し、一歩一歩慎重に登っていきます。






赤岳西稜岩壁に2人クライミングしている方がいた。衝撃。








尾根を抜けて、岩場への取り付きですが、滑落したら1000m近く滑り落ちることでしょう。鎖を頼りになんとか山頂へ。




ついたー!!蓼科山北アルプスも富士山も、眺望最高でした。山頂には4人ほどが。なんとか無事に着きました。。良かった。

  • 行者小屋より2時間30分


さて下りますか。




バイバイ。赤岳。




阿弥陀岳をバックに。



無事に行者小屋までたどり着きました。ここでほっと一息。




あとは下山だけ。500mくらいラッセルして楽しみました。