山形 鶴岡・酒田へ
車検も無事終わったのでロングドライブ。今回は冬の東北へ足を延ばしてみました。豪雪地帯を走るのは今回が初めてだったのでなんとも恐ろしい体験でしたが、何事も無く帰ってこれたので良かったよかった。冬の山形を味わってきました。
出発。東北道をひたすら北上します@9:00/ 1/22
安達太良SAで一休み。小腹がすいたのでラーメンを。SAのラーメンだけど伊達鳥から取ったスープはなかなかうまい。ちょっと辛かったけど。
いよいよ山形道へ。
両サイドには雪の壁が。ようやく東北らしくなってきました。この頃には空はどんよりと曇り、雪もちらつき始めました。
高速は月山で一度途切れるので一般道へ。。そして吹雪。何も見えません。緩やかな登り。よちよち登っていきます。後続車に追い越されようとも平常心。プロトレックは200mから600mを示しどんどん高度を上げていきます。
頭の中は、動けなくなってレッカーされるのか? との思いがぐるぐると回っているのでした。
ドキドキしながらもようやく登りきり下りへ。再び高速に乗ります。
眼前には鳥海山。と言いたい所だけど何も見えず。路面はアスファルトが見え始め少し安心。
鶴岡駅に到着!観光案内所へ。既に15:30。どうしても羽黒山には行きたいので向かいます。
大鳥居を通過。ここから急坂になり、全く色の無い世界が見えてきます。
駐車場に車を止め、ウインタージャケットを着込みいざ出発。スカルパ持ってくれば良かったと後悔するも、Red Wing 8268 で行くしかない。
取り込まれるように。
見えてきました。たどり着くまで実は3000段の階段があったはずなのに、積雪が2mほどあったので、まるで滑り台を滑るかのように下りてきました。それからひざ下までのラッセル。
到着すると侵入者を拒むかのように、次々に降り積もった雪が杉の大木から落ちてきた。静まり返り音の無かった世界に、ドサッ、ドサッ、と胸を突くように響き、散り散りの粉雪は辺り一面を包み込むのです。
決して華美ではない外観。だがこうも惹きつけられるのはなぜだろう。しばし石段に腰掛け、世界を楽しんできました。
一休み。美しい。
そして鶴岡を抜け、R7にて酒田市内へ。
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翌日は青空も見え隠れするものの、雪がちらつき風がものすごかった。窓の雪を払い、出発です。
まずは酒田港に。Wind Terbineがギュンギュンと音を立て、吹雪く海上へと顔を向けています。
束の間の晴れ間。
NKエージェントビル。映画「おくりびと」のロケ地になったビルです。日和山のすぐそばにあります。協力金\100を支払い見学してきました。
こうしてそのまま保管されているのは素晴らしいことですね。
黒光りする御神体を拝見してきました。身を捧げる事で民の平安を願ったお二人の心は深く、言葉にすることのできない感情を抱くことができ、感謝したい。
- 山居倉庫
- 土門拳記念館
ちょうど企画展をやっていたので訪れてみました。お客さんは皆無でしたので、ゆっくり写真を堪能してきました。
南上していくうちに、日没を迎えた。
帰路へ。関越トンネルを抜けると雪の壁は消え去り、路面はドライに。谷川岳で分水嶺を成しているようだ。
1000km近く走り、帰宅しました@23:30 / 1/23