Memo.

全ての装備を知恵に置き換えること (集英社文庫)

ユリイカ2012年1月臨時増刊号 総特集=石川直樹 エベレストから路地裏までを駆ける魂

For Everest　ちょっと世界のてっぺんまで

垂直の記憶 (ヤマケイ文庫)

昨年エベレストに登頂した石川直樹氏の写真展を表参道の「EYE OF GYRE」へ見に行ってきたので、関連書籍を紹介。歩いてきた軌跡からの経験でしか語れない彼そのものの感じ方を言葉で伝えている。今、ここに生きている者として、忘れていく純粋な思いを思い起こしてくれるようだ。ボクは登山をするけれど、たいていの山行は一人で行く。山のありがたさや生命を脅かすような脅威を体で感じ、自然と向き合う。一人の人間はとてもちっぽけな存在だけれど、自然の中で生きている、生かされている実感を得られるのはまさにその瞬間だけだ。気がつくと森林の中で、ふと誰かに見られている、そんな心地がするものだ。
旅がしたい。