屋久島旅行記 3日目 (9/19)
- 行程表
- 石塚小屋 僕らが最後尾で6時に出発!
- 高盤岳 通称とうふ岩。山頂の岩を包丁で切ったような形から名づけられているそう。
朝はからっと晴れてすごく気持ちがいい。でも朝はちょっぴりひんやり。おそらく15度くらい。
- 投石平 正面は昨日僕らが登った黒味岳
- 投石岳を見て
水が青い。
- 正面には宮之浦岳 ようやく見えてきました!
- 宮之浦岳までもう少し
岩の色。クマザサの色。空の色。水の色。
すべてに色彩がある。
- 宮之浦岳頂上より 右手には永田岳
- 宮之浦岳頂上にて 10時頃に到着
雲を眼下に見下ろし、360度のパノラマ。海。雲。日の光は地上を、僕らを暖める。
- 永田岳を眺めて
ここからザックを置いてアタック。緑がみどりに見えない。はっとさせられる。
- 永田岳山頂を目指す
このコントラスト。たなびく雲。
- 永田岳より下山
- まずは新高塚小屋を目指す ここからは下りでした
おやおや段々ガスってきたな。
- いきなりのスコール
さっきまで晴れていたのに。これが熱帯気候か。カッパとザックカバーをすかさず取り出し装着。ものすごい湿気。
- 高塚小屋に到着
ずっと豪雨で休みもとらず延々と歩き続けて、途中の新高塚小屋もスルーして15時くらいに到着。今夜はここで一泊。雨は上がったけれど、あえてテントを張る気にはならず。狭い避難小屋で、なんとか下6人、上6人の12人でぎりぎり。
着いてから着替えをすませてのんびりしていると、今なら縄文杉は独り占めとのことを聞いて、早速身軽のうちに行って来た。次の日は早朝出発すぎて杉を見れそうもなかったからよかった。
高塚小屋から10分ほど降りていくと・・・
息が止まりそうなほどの迫力。今まで見てきた杉のちっぽけさを知る。それでも彼らでも何百年も生きているはずなのだが。
そして己の陳腐さにただ打ちひしがれ、それでも受け入れてくれる寛容さ。ここにいていいんだ。一人ではないんだ、と言われた気がした。
揺れる葉のコンダクターにでもなったように、しばらく眺めていると20分ほど経過していた。まるで魂が行き場を求めたように。誰か後続が登ってくる気配がしたから縄文杉を後にした。
- 展望エリアには誰もおらず完全に一人
- 切り株更新の図
- 高塚小屋 縄文杉から帰ってきたところ
ベニシャラの木の色が美しい。杉の森には特異な色を誇り、悠然と立つ。
- ベニシャラの根元
- 明日はいい天気になりそうだ!
今夜はレトルトカレー食べて就寝。
夜目覚めて思ったことは、やはり小屋よりテントがいい。