祝★復活

長い、長い眠りからようやく覚ましてあげることができた。思えば昨年の3月にキャブをOHしてから長いこと調子が悪かった。

症状としては・・・エンジン始動は問題ない。が、アクセルをふかすとスロットルを戻しても回転が落ちない。バキュームピストンが張り付いているのだろう。それとも二次エア?

インシュレータへパーツクリーナを吹いても回転の変動はなし。

もう一回キャブを外してジェット類を確認。燃料回路に詰まりがないことを確認

コースティングエンリッチャを確認。やぶれば無かった。(後から考えるとこの確認が素人であった)コースティングエンリッチャとはアクセルを急に戻した際に燃料が薄くなりすぎないように、ダイヤフラムを吸い込み負圧を利用し、燃料を送ってあげる機構のこと。セカンダリキャブの上部に取り付けたパイプから、メインの左にあるフタを開けるとバネとダイヤフラムが飛び出してくる。


この後、ほぼ一年放置

ツーリングのため、復活を誓い、気合を入れて年休を一日とり修復にかかる。そのためにインシュレータ新品、コースティングエンリッチャのダイヤフラムを注文。高くついた。

インシュレータを交換。古いものはゴムとアルミ部がはく離しかけてたので交換したのは良かった。しかし症状改善せず。

ダイヤフラムを交換。新品と旧品を見比べると一目瞭然。これが原因でしょう。

ゴムがShrinkしちゃっていた。これが余計な圧を吸っていたのだろう。

裏面には金属接触面に磨耗と、ダイヤフラムには妙な跡がついていた。

スプリングは旧品が3mmほど短く縮んでしまっていた。

エンジン始動。最初はボコついていたが、アクセルを戻すと回転がすんなり落ちる!これでした〜 治ったことに感動と、部品交換なら去年でもできたし、もったいなかった。古いバイクなので、とにかく手を入れてあげないと不機嫌になるのが大変なところ。



グリップとオイル交換を実施。これでよく走ってくれるはずだ。またよろしく。

  • オイル交換 30945km フィルタ・ワッシャ(M14)交換なしのため次回交換要